ブレーキパーツ 制動テクノロジー 株式会社富士制動機製作所 会社概要

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株式会社富士制動機製作所 50周年ご挨拶

本日はご多用のところ、また25日の忙しい事日にも関わらず弊社50周年の記念祝賀会に御足を運んで戴き、このような祝賀会を催す事が出来ましたのも長年に亘る皆様からのご支援とご協力の賜物と存じます従業員一同、心よりお礼を申し上げます。

弊社は今年で50周年を迎える事が出来ました、私から見るこの50年を振り返りますと 小学生のころより相談役である父の背中を見ながら仕事を手伝わせられた事は深く心に刻まれております。父だけでなく母も一緒になって遅くまで働く姿を見て育ちました。
学業を終えこの会社に入り初めての海外出張に出向いた時、外国との取引に言葉の壁と習慣にとまどい現在に至る相談役が築いた貿易業務という仕事の大変さがよく分かりました。

2001年に40周年記念の祝賀会において代表取締役に就任しました、それ以来社長としての責任の重さを改めて痛感致しました。2008年末のリーマンショックに際しては海外のお客様より半年間受注のキャンセルとなり、関係先の調整に困難を極め、私が就任してから初めての大きな壁に立ち向かう事となりました、製造部門では当社始まって以来初めての臨時休業を余儀なくされました。その間国内の営業部が一丸となって海外の減少をカバーし会社の窮地を何とか切り抜けました。

2010年には、売上は回復し本年度2011年の決算では、過去最高売上を計上することができました。これも、本日ご臨席賜りました皆様のご支援と、社員の皆様のお陰でございます

私が在任中に取り組みましたのは、品質の向上と効率化であります。ISO.9000の仕組みに着目し2007年にシステムとして取り入れました、しかしISOの仕組みは私どもの会社に合致するところが少なく富士制動機のISOとして再構築致しました。

縦割りであった各部門も、横の連携を活発化し、仕事内容についても、平準化がすすんでおります。
ISOでは、Plan DO Check Act PDCA を重要視しています。特に C Check 検証の重要さを再認識いたしました。

ISOを取り入れてから4年の月日が経ちましたが一定の効果があった思っております。


今後の取り組みとしましては国内部門では営業企画部署の設置、製造部門では品質保証部署の設置
海外営業部では円高の長期化に耐えうる仕組みの検討が急務であると考えております。

経営者としましてはこのような不透明な時代には、強力なリーダーシップが不可欠と認識しております。

この場にお集まり戴きました関係各社様よりより一層のご協力とご指導を戴き当社既存含め全ての
お客様に対しより良いサービスを提供させて戴く所存です。

まだまだ未熟な社長では御座いますが、今後も皆様より一層のご厚情とご指導ご鞭撻のほどを、この機会にあらためてお願い申し上げます、本日は誠に有難う御座いました。

平成23年12月吉日